こどもがこどもでいてくれる時間
夫婦と言っても他人同士。
一緒にる時間が長い分、けんかすることだってある。
先日のとある休日。車を運転中、些細な事で口論になった。
そのとき、いつもは“ひとり戦いごっこ”に夢中な、後部座席に座る7歳の息子が
お父さんとお母さんの険悪な雰囲気を敏感に察知してか、仲裁に入ってくれた。
こちらを立てねばこちらが立たず。彼はなんとか二人を仲直りさせようと、
一生懸命にそれぞれに気を遣いながら、うまいこと立ち回っていた。
その姿がおかしくもあり、彼はとうとうお互いに「ごめんね」を言わせることに成功した。
『いつの間に、こげにおせになって(こんなに大きくになって)』と感心しながら
穏やかな気分で家路についた。
こどもがこどもでいてくれるのはほんの僅か。
今のうちにしっかり楽しんどこー。