『銀の橋を渡る』出版によせて

松本薫さんの新作小説『銀の橋を渡る』読ませて頂きました。

中海テレビで2001年からスタートし、今も続く番組『中海物語』。20年に渡る中海再生へ向けた市民活動を追い続け、市民とともに歩んだ功績を認められ昨年ギャラクシー賞を受賞。

この作品は、これまでの中海再生の歴史的な経緯をベースとしつつ、時代を超えた壮大なフィクションも織り交ぜられ、登場人物のモデルとなった人を知る者からすると、読んでいて何度も思わず吹き出してしまう場面がそこここに。しかし時に初めて知るような当時の舞台裏を示唆してくれ、読み終えた後は虚実入り混じる夢を見た後のような感覚に。

自分が入社したのが番組開始の翌年2002年。報道部に配属され、記者としてもバリバリと活躍していた上田キャスターと、当時はちょっと怖かった上田ディレクターのやり取りも間近で見てきた分、感慨もひとしおです。

昨年完成した中海テレビ放送開局30周年記念誌『地域をつなぐ 未来へつなげる』で“この会社の30年間をノンフィクションで描きたい!”とオフォーしたのが、他ならぬ松本薫さんでした。その時は、まさかこんな作品を手掛けられるとは知らず、今振り返るとこれもご縁だったのだなとしみじみ感じ入ります。

“銀の橋”に象徴される美しい中海の風景を思い浮かべながら、たくさんの方に読んで頂きたい作品です。
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