(おくればせながら)鳥取メディア研究部に入部。
なぜ、今まで知らなかったんだろうか?
バカ!自分のバカ!
というわけで、ちょっと気を抜くとあちこちで面白いコトが起きている。それも“いま”のローカルのダイナミズム。
2017年6月より5ヶ月間に渡り開催された情報発信の講座「鳥取メディア研究部 〜ぼくらが伝える、鳥取」
このスピンオフ企画がこの度、初の西部開催の運びとなり、何も知らずに軽い気持ちで入部した。ところが―。
調べてみると、とんでもなく豪華な講師陣がキャスティングされていた。ざっと見ていくと…、
第1回 染谷昌利さん:株式会社MASH代表/ブログやSNSを中心とした集客・収益化の著書を多数持つインターネット専門家
第2回 森史子さん:女子クリエーターのためのライフスタイルづくりマガジン「箱庭」編集部
第3回 平山高敏さん:「ことりっぷ」ウェブプロデューサー
第4回 イケダハヤトさん:プロブロガー
第5回 徳谷柿次郎さん:ジモコロ編集長/株式会社Huuuu代表
いずれも、一線で活躍するウェブメディア運営のプロや著名なブロガーの方々だ。一体なぜこんな状況になったのか気になり、さらに調べてみた。
鳥取県と日本財団が共同で行う、「みんなでつくる”暮らし日本一”の鳥取県」プロジェクトの中の人材育成事業として、住民自らの情報発信力の向上の講習会が行われることになった。
そして、そこに集まる地域系メディアや県内各地で活動している団体同士のネットワーク化による相乗効果を狙い、鳥取メディア研究部が生まれた。
日本財団HPに詳細記載
http://totnf.jp/grant-organization/tomcat/
近年において、全国に目を向けるとローカルメディアや個人ブロガーなどの動きが活発化しており、その活動を通じて移住や観光に繋がるケースが増えています。マスメディアを使ってより多くの人に情報を届けるという方法を学ぶと共に、地元の人が自分たちの暮らしや価値観、魅力を見出して発信すること重要と言えます。
そこで、鳥取県内における住民自らの情報発信力向上を目指し、より深い関心者層に向けた県内各地域での暮らしや地域活動の情報が発信できる人材の育成と地域系メディアや活動団体等運営者間のネットワーク化による相乗的な情報発信力の向上を図ることを目的として、鳥取メディア研究所を発足しました。
「鳥取県民は自己アピールが苦手という話がありますが、結局は鳥取の生の情報を届けられるのは現地の人しかいません。鳥取の魅力を知ってもらいたい、発信したいという声があるなかで、情報発信のやり方や文章の書き方がわからないという人が多いので、情報発信の講師を招いて、勉強会を開催しようと決意しました。」
鳥取メディア研究所では、鳥取県内に暮らす人々が自分たちの手で「鳥取県の魅力を日本全国に情報発信してくためにはどうすればいいのか?」を学ぶための連続講座を全5回にわたって実施しています。
「受講者のスタートラインが同じというわけではないので、スタートラインの統一と現状把握のために全5回の受講となっています。鳥取の一体感を持って情報発信を行なっていきたいです。そのための部活動のような意味合いにもなっています。」
以下、これまでの講座の様子を紹介しているブログ等まとめ。
第1回【鳥取メディア研究部】情報発信の素人が今すぐ「独自性」を身につける方法
第2回【鳥取メディア研究部】SNSの全トラフィックの7割が写真起点!?「箱庭」編集部が教えるSNS活用術
第3回【鳥取メディア研究部】ツイッターでエゴサーチ?ことりっぷの平山さんが鳥取の個人メディア「とっとりずむ」とつながったときにやったこと
第4回【鳥取メディア研究部】「ローカルメディアをやりたかったらまずはお金をしっかり稼ごう!」イケダハヤト
第5回【鳥取メディア研究部】いきなりラジオ収録!?『魔法をかける編集』とあえて“ざらつきをつくる”編集
クーリエ・ジャポン 「“何にもない”の呪い」を断ち切れ!|「鳥取メディア研究部」に学ぶ地方からの情報発信に必要なもの
鳥取マガジン [鳥取メディア研究部 レポート]「鳥取メディア研究部 〜ぼくらが伝える、鳥取」を開催しました。
隠居系男子 僕が「コミュニティづくり」において大切だと思ったこと。
ここまでの5回で当初の企画は最終回を迎えるが、この後さらに受講生有志によるスピンオフの流れが生まれた。
鳥取のグルメ情報ローカルメディア、とっとりなにたべ編集長森本さんを中心に、これまで5回の幻の企画を実現している。
第6回https://runnershigh1.com/blog_keep/
第7回https://ameblo.jp/chike-ok/entry-12346098001.html
第9回https://ameblo.jp/chike-ok/entry-12362967862.html
第10回https://chike-okubo.com/2018/05/15/tottorimediakenkyubu10/
ここまで、まさか前段の説明だけでこんなに長くなるなんて。
というわけで、今回の第11回のスピンオフ企画のテーマである“デザイン”についてのお話は、また改めて。